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2007年04月29日 (03:18)

短期集中連載 エロクエ2007 序章 02


2007年のエロクエ始動のための序章的ストーリーです。
短期集中連載で新たなエロクエワールドに足を踏み入れてみてください。

ココでコレを更新し続けていいものか。。。。。

桜雪舞い降りて、地、緋色の鬼涙に染まる。
- 紅蜘蛛城の幻影 序章 -


第二話

家に着いた頃にはすでに日付は変わり、私は靴を脱ぎ捨てるなり否や
寝室に向かう気力もなくリビングのソファに身体を沈め、そのまま深い闇に誘われてみた。
明日約束の時間に起きられるかどうか気にはなるが。今はこのまま。できればこのまま。
ずっとずっと深い闇の中を漂っていたい。底の見えない真っ暗闇の奥の奥へと誘われるまま。

常識を逸した状態の遺体を立て続けに検死して
常識を逸した状態の遺体を開胸して
常識を逸した状態の遺体の脳を調べて

脳。と、呼べる状態ではなかったけど。

今まで積み上げてきた経験と知識を無視されるかのような現実は
むしろ現実と呼ぶにはおかしさが込み上げてきそうな程に非現実的な現実で

そんな数日に私の心も身体も消耗しきっていた。
けだるい意識の中にもやもやと浮かび上がるのは。。。。。

瞬時に甲殻を形成していったような目に見える状況の変化。
開いたものから流れ出たスープ。

何かに似ている。人ではない何か。思考が働かない。思い出せない。




2007年 4月27日 金曜日 午後1時

約束の時間をいつもどおりに守る俺よりもいつもどおり2時間程遅れて
陽鉈涼子は自身の室長室に到着した。
さすがにこの数日の疲労が溜まっているのか。
もしくは以前から何度も聞かされていたゴールデンウィークを利用した旅行計画が
すべて白紙になってしまったことに機嫌を損ねているのか。
人の顔を確認するや否やロッカーを開けると無言で上着を脱ぎながら、白衣を纏った。

話しかけるよりも先に彼女は俺の座るソファーの横に腰掛けてうなだれるように
身体を傾けてきた。洗いたての髪の匂いが微かに漂う。

科学捜査研究所所長という肩書きと腕利きの解剖医という肩書きを持った女性は
世界中探しても早々いるものではない。
そんな彼女とは古い付き合いになるがそれでもここまで疲労しきった彼女は
今まで見たことはなかった。危うく初めて見る表情に心動かされそうになる。

「ねぇひろ。このまま私を殺してくれる?」

見上げるように見つめ、ねだる様に囁く。

「な、なんだよおい。らしくねぇな。でもなぁ、同僚殺しは罪が重いからな。断る。」

視線を感じながら俺は視線を逸らして応えた。

「じゃぁさ。二人で死ぬほど愛し合ってそのまま死んじゃうってどうよ?
ありったけの向精神薬とアルコールに溺れて快楽物質だしまくって本能の限り求め合って。
いっしょにあっちの世界へ旅立とうよ。ひろが最後のオトコなら本望かも。」

耳元で囁く涼子の虚ろな目が妙にリアルで却って言葉に重みが加わる。

そんなやりとりをいつから見ていたのか、涼子の直属の部下である真島琳は
俺の顔を見て噴出しそうになるのをこらえながら涼子に熱いコーヒーを差し出した。

「所長。ひとまずたっぷりの糖分とカフェインで戻ってきてください。」

俺の顔から視線を逸らさず真島は涼子に言う。

「琳ちゃんは鬼だわ。今もう少しで黄泉の道連れの約束を交わせたのに。」

「どこがもう少しだよ。」

「はいはい。もう昨日の分析結果も机の上に置いてありますからね。
ひろさんも飲みますか?7杯目の高濃度カテキン液。」

「素直に渋い緑茶って言えよ。いらねぇけどな。」

ごゆっくりの合図なのか真島は手を振りながら部屋を後にした。

「しょうがない。これが現実。逃げられない現実よね。」

踵を返すようにさっと立ち上がり、涼子は自分の椅子に腰掛けて机上の書類に目を通す。
時折、机の上を指でこつこつと叩きながら分析結果の一つ一つに目を凝らしている。

「佐々木刑事。捜査の進展はあったの?」

書類から目を離さずに涼子は尋ねてくる。

涼子の切り替えの早さにこの目の前のカップの中身を吟味したくなり
俺はそれを一口含んでみた。
人の飲み物じゃねぇな。。。そう思いながら咳き込む。

「お前、よくこんな。。あぁ。。。無きにしも在らずなんだが。」

俺の煮え切らない言葉にすかさず涼子は返してきた。

「未だ物的確証も得られず。ってとこみたいね。」

涼子は天井を見上げながら深く溜息をついた。
しばらくゆっくり回る空気循環用のフィンを見つめてから再び俺に問いかける。

「今まで。今まで積み上げてきた経験とか知識とか。常識とか観念とか。
そういう個を形成する上で重要なファクターであるはずのものが悉く無効化されて
正しいって何かわからなくなると何だか手も足もでないわ。そう思わない?」

机を挟んで、差し出された分析結果のプリントの束を受け取り目を通す。

これまで被害にあった6人のデータの詳細が書き示されているが
俺にはどれもまったく理解できず。ただグロテスクな写真集でも見せられている。
そんな心境は拭えなかった。

プリントの束の後半、数ページに渡り様々な角度から分析したと思われる。
おびただしい項目の数値が表にされていた。

細かな数値の乱数群かと思いきや、ところどころに ”missing ”と表記された
箇所が目に止まった。

「なぁ。このミッシングってのは、、、」

言葉を全て聞くことなく涼子が口を挟む。

「ミッシングはミッシングよ。ミッシング。不明。わからない。許容範囲外。
どんな先進国よりももっとも優れているとされているこの日本の犯罪科学のシンクタンク
をフルに活用しても。いいえ。今考えられる人の科学をもってしても不明なことだらけ。
だらけなのよ。ほんの数ヶ所の不明箇所なら珍しくもなんともないし、周辺事実やデータ
からある程度の推測も可能だけれど。今回の一連の事件に関してはお手上げなの。
物的証拠なんて隠蔽することはしようと思えばいくらでもできるけど。遺体に残された
痕跡や損傷具合。損傷における変化。時間経過による変化。どれもこれもでたらめ。
ナンなのよ。。。これって。。。。ナンなの。。。。。」

怒りにも似た感情が震える唇に添えられた煙草の先から伝ってくる。

涼子の感情の一端を当然この俺も持ち合わせていただけに返す言葉も無かった。
被害者の年齢や学歴。出身地から家族構成に至るまでこの数日間、相当数の動員で
この怪事件の捜査は進められるも進展は一向になく。ただ凄惨な遺体の数が
カウントされていくだけの現実。東京で。いや。この国でいったい何が起きているのか。

「上は何か隠してないの?」

涼子の推測の中には国家レベルの隠ぺい工作も含まれているようだが。

「いや。取り立ててこれという機密も圧力も今のところは。」

各省庁の対応もこれといって疑念を抱くような事柄はなく
むしろ協力的と言ったほうが良いかもしれない。
かえって積極的にさえ思える情報開示がなされていることが不思議なくらいだった。

権力も陰謀もましてや金銭的な要求も何もないまま被害が拡大する怪事件。

現場の状況からは殺意のかけらさえ残されていないこともまた刑事としての勘は
作用の仕様が無かった。

暫く続いた無言の状況から、上着の内ポケットにしまわれたマナーモードの携帯が
振動で俺を呼び起こした。

着信画面には天地の名前が表示されている。

「どうした。」

「佐々木さん。ついに一般の被害がでました。関連性は薄いですけど。。。これは。。」

天地の声は途切れ途切れになり、どうやら現場にいるらしき天地の動揺が伝わってくる。

「お前の推測は後でゆっくり拝聴してやる。どんな状況なんだ。」

天地の返事はしばらくしてから返ってきた。

「テレビ。テレビをつけてください。すごい報道陣と見物人の数です。」

そんなに早くどうやって事件が伝わったのか。俺は困惑しながら所長室の壁面に
設置された液晶テレビの電源を入れた。

俺と涼子は映し出されるチャンネルのすべてで臨時ニュースとして流されている
光景にあ然とした。

まだできて間もないと思われる洗練されたデザインの建物。
全面ガラス張りが施されているはずの窓の全ては赤く染まり。中の様子がわからない。

ゴシック調に飾り立てられた正面入り口のドアの足もとから
おびただしい量の赤いものが道路に向かって隆々と流れている。
周囲に張り巡らされた境界テープのすぐそこまでそれは広がりつつある。

怒号にも似た叫びとざわめきの中、テレビ局のアナウンサー達がその惨状を
興奮しながらレポートしている。

俺はなんだか現実味のないこの光景をうすらぼんやり見つめながら天地に聞いた。

「で、天地。被害者の数は。」

携帯越しに天地の生唾を飲み込む音を聞くと。

「佐々木さん。。。。たぶん。。。。4.50人は。。。。」

俺は携帯を耳に当てたまま、その場で固まっている涼子に別れも告げずに現場へ向かった。


第三話へ続く

コメント

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へっ?
俺か???

素敵ダ...素敵ダ...(*´∇`*)。・+゚キラキラ

王子がいいと思うならいいのでは(笑)
もしくは本編から専用に移行するとか。

序章が現代…ここからどう展開していくのかな?

映画化熱望。

>あにい
他に誰がいるっていうのんwwww

>MERU
言うと思ったwwww

>CROW氏
まぁ。。。どうなのでしょうねw
テーマだけ共通かもしれないしw

>ゆきちゃん
これを視覚化すんのかwww
映倫通らないと思いますwwww

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やっぱ王子の物語は、続きが気になりますなぁ。。。。。。
これからの展開が楽しみ♪

>天六氏
楽しみにしててねwww
天地君wwww

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