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目指すぞ100匹!おすすめパンダちゃん!by 様 ※パンダちゃんクリックでおすすめ頂いた記事がご覧いただけますw※

2006年05月07日 (18:37)

EQ2 ストーリー 000-4 manami&hina

祝!真奈美っち 彼氏にはないしょ 1200000Hit
祝!ひなちゃん sweet days 160000Hit

本当に仲がよろしいようでww
お祝いタイミングも合ったのでご要望にお応えして二人の物語をww
「父上。お願いです。どうかあの二人を。離れ離れにしないでください。」

少年は父の決断を何とか覆せないものか、必死に説得を続けていた。

「それができぬのだ。それができるならこんなことは。。。。」

父親は少年の気持ちが痛いほどわかるのだがこの先の二人の行く末を
案じるとこう決断せざるを得なかった。

「よく聞け。この父もあの二人が生まれた時の事はよく覚えておる。
同じ日に同じ母の胎内から生まれた双子。お前は二人を見て可愛いと喜んでおった。」

少年もそれは今でも覚えているはっきりとした記憶だった。

この妹たちは双子なのになんで似てないの?と、親を困らせたこと。
そして二卵性双生児というものを初めて知ったこと。

その後の二人の成長はそれでも双子ゆえの様々な出来事を常に抱えていた。

離れた場所でもお互いのことを感じあい。
感覚を共有して同じ感情を共有する。

そんな妹たちが可愛くて仕方がなかった。

父の決断はやがて公に伝わり、もうどうすることも出来なくなっていた。

エロイスト王国 姫君 ひな・ヘンダーソン様 エクスターナへ

街中は小さな姫君の留学に祝福の色を濃くしていった。

沸き立つ民衆の歓迎ムードとは裏腹に当事者とそれを知る人々は
気持ちが沈んでいく一方だった。

城内でも大半の者は姫の名誉ある留学に祝福の声を高めて。



城の見張り台

大きく浮かぶ満月を見ながら二人は手に手をとってそれを眺めている。

「もうすぐ。だね。」

「うん。。。。。。」

お互いに自然とつなぐ手に力が入る。

さして多くの言葉を交わさずともお互いの気持ちがシンクロする二人。

二人の後姿を見て、少年は心の奥にぎゅっと掴まれるような痛みを感じていた。




「何ともはや。。。。。御労しい限りですな。」

オルレッキオ卿は国王の複雑な気持ちを案ぜずには、いられなかった。

国王の腹心として常に傍らに付き添ってきたオルレッキオ卿もまた

二人の生い立ちを見続けてきた一人だからだ。

「ひなの。。。。。。ひなのためにはこうする以外ないのでな。。。。」




二人の変調が訪れたのは、ほんの数週間前の出来事だった。

めずらしく真奈美姫はひとり近隣の野山へ散策に出かけていた。
オルレッキオ卿はそれに従い少し入り組んだ山道まで入っていった。

楽しそうに周りを眺めている真奈美姫を微笑ましく見つめるオルレッキオ卿。

斜面の入り口に綺麗な花を見つけた真奈美姫はそこに駆け寄っていた。

少しで手が届きそうな花をオルレッキオ卿の進言も耳には届かず
少し無理をした感じでその花を取ろうとした。

「きゃ。。。。。」

一瞬の叫びと共に真奈美姫の姿が視界からなくなる。

オルレッキオ卿は肝を冷やして真奈美姫のいた場所に駆け寄った。

真奈美姫は斜面の中腹辺りで自分の服に付いた土を掃っていた。

「大丈夫よ。」

そういって笑顔を作る真奈美姫。

オルレッキオ卿は目尻の辺りの擦り傷を確認するや

「いけません。姫のお顔に傷が残るようなことがあったら。」

そういって早速城へ戻ろうと真奈美姫の手をとった。

大した傷じゃないのにな。。。。。

真奈美姫は心配性なオルレッキオ卿を見て少し可笑しく思った。



城へ戻ると城内が騒然と沸き起こっている。



その光景を目の当たりにしたオルレッキオ卿と真奈美姫たち。
様子が把握できずにいたオルレッキオ卿は足早の一人に声をかける。

「何事だ。。。。」

オルレッキオ卿の姿に気づいた一兵卒は姿勢を正して報告した。

「ひな姫が突然怪我をされたようで。。。。」

オルレッキオ卿と真奈美姫は顔を見合わせるとひな姫の部屋へ走っていった。

何が起きたというの?
なんで気づかなかったの?
なんで?。。。。なんで???

真奈美姫は一目散にドアを開いた。

ベッドの縁に座るひな姫。
彼女の目の上に止血帯が止められていた。

「真奈美ちゃん。お帰り。」

真奈美姫は蒼白になりながらひな姫のそばに駆け寄る。

「大丈夫?大丈夫なの?」

ひな姫はその姿を見てにこりと微笑んだ。

「心配ないよ。全然平気よ。」

逆に真奈美姫がなだめられるような形になって
泣きそうな表情の真奈美姫をひな姫は抱きしめた。




「何があったのですか?」

オルレッキオ卿は王の下へ戻り、詳細を聞いた。

「よくわからんのだ。。。。」

王はことの一切を説明し始めた。

部屋で一人寂しい思いをしているだろうと王子はひな姫の
部屋へ足を運んだそうだ。ドアを叩くといつもの元気な返事はなく
再び叩いても反応がない。どうしたものかと困っていたところ
部屋の中からうめき声が聞こえてきたそうだ。

王子は不審に思い部屋のドアをあけると
ベッドの上で片目を押さえたひな姫がうずくまっていたそうだ。

王子は駆け寄りひな姫の様子を伺うと目尻に小さな傷があり
ベッドに数滴の赤い染みが残っていたので、すぐさま周りのものに
声をかけ処置にいたったということだった。

目尻に。。。。

オルレッキオ卿はまさかと思ってその話を聞いていた。

王に真奈美姫との出来事も報告すると、王もまた、
まさかというような表情を隠しきれずにいた。




ひな姫の処置を終えたボルザルト医師が王の元へ戻ってきた。

「傷は大したことないだろう。」

その言葉を聴いた王は胸を撫で下ろした。

「しかしなぁ。。。。。」

ボルザルト医師は頭を抱える。

彼もまたことの詳細を部屋にいた真奈美姫から聞いたようだ。

当事者の二人はお互いの出来事をさも不思議な偶然のように
喜んでいたようだったが。

「言葉を濁さずとも良い。言ってみよ。」

王は医師の複雑な表情を察した。

「双子ってのは不思議なもんで、お互いのことを感じ取るテレパシー
みたいなもんがあるようでな。ひな姫と真奈美姫もまたそれをもっているようだ。
このような症例は決してめずらしい物ではないのだが、二人とも王家の血を
継ぐもの。いかんせんその力も強いらしい。」

王とオルレッキオ卿はその言葉を聞いて
まさかと思っていたことを確信に変えつつあった。

「偶然では。ないかもしれんな。」

ボルザルト医師は更に言及する。

「同じような現象があたかも同じ状況で起こってしまうこともめずらしくないが。
彼女の場合はそれが少し強まっていっているようだな。。。。。」

真奈美姫は擦り傷を負い。ひな姫は裂傷を伴った。

「ひな姫のことか。。。。」

オルレッキオ卿はボルザルト医師に確認するように言った。

ボルザルト医師は薄い頭を掻きながらゆっくり頷いた。

王はそれを静かに聞き入っていた。

しばらくしてボルザルト医師の口が開く。

「王よ。事が重大になる前に、ひな姫をわが国に預けてみんか?」

ボルザルト医師の祖国エクスターナは世界有数の魔法国家で
エロイスト王国のその恩恵を授かっていた。

「彼女の素質。とでもいうべきだろうか。内に秘めた力はとてもすばらしい。
彼女が彼女自身を知るためにも遅かれ早かれ必要なことではないか?」

ボルザルト医師の言葉に返す言葉は王の中にはなかった。

二人が今まで何度となく見せた偶然の一致は周知の事実。
そしてこのように大事には至らなかったものの
ひな姫は真奈美姫よりも強く真奈美姫を感じ取ってしまった。

王はもしかしたらこの決断さえも遅れを
とってしまったのかもしれないと心から感じていた。



旅立ちの前夜。

二人はいつもと変わることなくいっしょにいて
何気ない会話を繰り返していた。

いっしょに食事を取り、いっしょに身体を清め。
いっしょに布団をかぶって。

しゃべっていないと悲しみがこみ上げてきてしまう。
二人は今までにないくらい言葉をやりとりして
疲れるくらい話をした。

いっしょに疲れて。いっしょに眠りに付いた。

二人の閉じたまぶたには一筋の涙が流れていた。


ボルザルト医師とオルレッキオ卿を供に従えて
ひな姫は飛び切りの笑顔で民衆の声援に応える。



その別れの場に真奈美姫の姿はなかった。



数時間前。二人は約束を交わしていた。

周りに迷惑がかからないように泣くことはやめようと。
真奈美姫はそれが守れる自信はないから見送りはしないと。
ひな姫もまた同じ気持ちだったのでそれを承知した。

ひな姫はエクスターナへの旅に出て行った。



当然のごとく。真奈美姫の表情は数日曇りがちで。
しばらくしてようやく元気になったかと思うくらいの
笑顔を振りまいて周りの心配を緩和させようとしていたが
夜な夜な聞こえる泣き声に王子は気が気ではなかった。

そんな日が数日続いたある夜

王子は泣き止むことないしゃくりあげる真奈美姫の
部屋のドアを開けた。

真奈美姫は王子の姿を確認しても泣き止むことが出来なかった。

「そんなに泣くな。」

真奈美姫が泣けばきっとひな姫にも伝わり
ひな姫もまた同じように悲しみに包まれているだろう。

「無理。そんなこと言っても。。。。」

真奈美姫はなんとか思いを口にしていた。

真奈美姫の頭をポンと叩く王子。

「しょうがねぇなぁ。俺が連れてってやる。」

思いもよらなかった。

そんなことできるはずなんかない。

思わず涙も止まって思った。

それこそ無理だよ。。。。。。。。。お兄ちゃん。




「おいおい。いくらなんでも無茶だぜ。」

少年の言葉に悪友はどう反応すればいいのか困った。

「エクスターナっていやぁ海を隔てて遥かかなただぞ。」

「そんなことはわかってる。
でも。連れてくと言ったら連れてくんだ。」

こいつが言い出したら止まらないのはひろも重々承知していた。



この国の王子とも知らず喧嘩に明け暮れた二人は
いつの間にか連れ立って遊ぶようになった。

一度二人で大喧嘩をした際、王子は大怪我をした。
それがその喧嘩での怪我だということは口にしなかった。
ひろも驚くほどの流血。ひろもまた王子の攻撃に血まみれになった。

城内では大騒ぎになり誰が王子をこんな目にあわせたかと
議論を醸し出したが、王子はそれを一喝して転んだんだと叫んだそうだ。

王もまた息子の言葉を偽りと言うかと一喝。城内を沈めたらしい。

ある日、お忍びで王がひろの元へやってきた。

ひろは一瞬やっぱりあいつは城のお坊ちゃまかと落胆した。

しかしその考えは一瞬で消し飛ばされた。

王子のとった行動。

それに対して王はお忍びでひろにお礼を言いにきたという。

歳もいかない子供のオレに深く頭を下げて
息子にけっして裏切ることの出来ない友が出来たと
涙を零してお礼を言う姿をみて
あいつにはオレが必要なんだと思いいった瞬間だった。
そしてこの王のためにこの国のためになる男になろうと誓った。


しかし、これは無謀だ。


「わぁかったよ。でもどう考えても無理だろうが。」

所詮どうあがいてもひろも王子も真奈美姫さえもまだまだ子供。

ひろは王子の言葉を真剣に考えてやったものの
いい案が浮かばなかった。

王子は困り果てる悪友を見て鼻を鳴らした。

がっと肩を掴んで一点を指差す。

「あれに。乗り込もうぜ。」

にやっとする王子。

指差す先を見てひろは唾を飲み込んだ。

「まじ。。。かよ。。。。。」



眠れない夜がつづく。悲しみも薄らいでくれない。
人の記憶はだんだん悲しいことやつらいことを薄めてくれるって
聞いたことがあるけど。やっぱり私達は無理なのかな。。。。

眠れない布団の中、部屋のドアがゆっくりと開く。

「誰。。。。。?」

真奈美姫はこんなとき、ひな姫がいっしょなら
二人で身構えることもできるのにと不安を募らせていた。

「し、、、、、心配しないで。」

良くみると兄の友人のひろさんだった。

「バカ兄貴に頼まれてきた。」

今から停泊している商船に乗り込んでエクスターナに向かうこと。

兄貴は最近自分の動きを監視されているのでひろに真奈美姫を
連れ出すようにお願いしてきたこと。

それを話すと真奈美姫は不安と好奇心にどきどきしていた。

ひろさんもいっしょなら。。。大丈夫かも。。。。

そう思うと早くも荷物をまとめている自分がいた。



商船の運搬口は人気の静まり返った港でも開放された状態だった。

奥のほうに明かりが見えてそこで数人の船員が酒盛りをしている。

酔っ払って騒ぐ船員達を横目に
ひろと真奈美姫は腰を低くして船内に浸入していった。

薄暗い通路を忍び足ですすんでいくと第三貨物室とかかれた札を
見つける。とちゅうネズミのかける音に二人は肝を冷やしたが
室内の奥で腕組みをする王子の姿を見つけてほっとした。

「おせぇ。。。。。ってなにその荷物。」

ひろは背中に大きな風呂敷を背負っていた。

「姫が。。。姫が。。。。」

息を切らすひろは次の言葉をなかなか出せない。

「ひなちゃんに渡したいものがあるの、、、、。」

どうやらその中はひな姫の気に入っていた服や本が
つまっているらしい。

こちらを直視できない真奈美姫を見て王子は一言。

「風呂敷にした事だけは褒めてやる。」

そういってひろの姿を見て噴出した。

「つうか、思い切り泥棒なんだけど。」

お決まりの唐草模様の風呂敷に王子は腹を抱えて笑い声を耐える。
それをみていた真奈美姫も思わず噴出しそうになった。

「ひ、、、ひめもかい!」

声を荒げそうになり慌てて王子と真奈美姫はひろの口を押さえた。


早朝になって

船内の様子が慌しくなる。荷物の入出も激しくなり貨物室は
あっという間にいっぱいになった。

ある一角から物音が聞こえて。。。。。。

船員の一人は気になりそこを覗き込んでみた。

こ、こども。。。。?

気づいた時には船は港を離れていくところだった。



ひそひそとした声が耳に聞こえてくる。

「おい、これはチャンスだぜ。」

「便乗してがっぽり儲けようじゃねぇか。。。。」

身体は揺れてもう船が動き出したことに気が付いた。

ゆっくり目を開けるとがんじがらめに縛られた自分の姿が見えてきた。

王子?!姫!!!

ひろははっとして辺りを見回した。

自分の背中越しに二人も同じように縛られていた。

「ようやくお目覚めかな。ぼっちゃん。」

無精髭の男は酒瓶を片手にへらへらとこちらの様子を伺う。

その周りにも数人の男がこちらを見て薄ら笑う。

ごつごつと硬い音を響かせて巨漢の男が近寄ってきた。

「まさか。この船にこんなかわいいお客様が乗り合わせるとは。」

そういって男は大声で笑う。

王子はそれをきっと睨んだ。

「心配ご無用ですよ。王子。」

男は薄気味悪い顔をして王子の顎をしゃくりあげた。

「しかし可愛い姫君ですねぇ。これは高く売れそうだ。。。。」

男は真奈美姫の髪を撫で上げる。

すかさず王子はその男の腕に噛み付いた。

「アル!!!」

ひろは王子の様子を伺うに振り返ることも出来なかった。

王子の頬に男の平手が飛ぶ。

パンっという音が船内の笑い声も沈めた。

「こ、これは失礼しました。王子がいけないのですよ。」

男はそういって三人の傍を離れた。

振り向きざまに一言だけ。

「王子。それと君も。途中で降りてもらいます。海の底にね。」

不気味な笑い声をあげて男はその場を後にした。

「おい。アル。しっかりしろ。。。。」

ひろは必死に声をかける。

怯える真奈美姫もまた兄の様子を気にしていた。

「お兄ちゃん。お兄ちゃん。」

王子はそれでも強気でいた。

「くっそ。あのデブ。百回ぶっとばす。」

王子の言葉にひろはひとまずほっとした。

「しかしまいったなぁ。。。こりゃ最悪の展開じゃん。」

ひろの言うとおりで子供3人ではどうにもならない状況だ。

真奈美姫も冷静にそれを感じ取り、更にはいつまでも
悲しい悲しいと思っていたせいでこんなことになってしまったと
反省の色を濃くしていった。

今まで流していた悲しい気持ちからの涙とは違う
申し訳ないという気持ちの涙がぽろぽろ落ちてくる。

「ごめんね。。。。ごめんね。。。。。」

王子は真奈美姫の涙を見て混乱した。

「だぁぁぁぁ。泣くな!
泣かすために連れてきたんじゃ。。。。ないんだから。」

王子は困惑した。

その後の言葉を出せない王子を思いひろが話を始める。

「バカだけど。。。。バカだけどいい兄貴だね。真奈美姫。」

真奈美姫はひろの言葉に暖かさを感じた。

「うん。。。。バカだけど。。。。」

真奈美姫はひろの言葉にできるだけ明るく応えた。

この先のことを考えるととても怖いけど
なんだかこの二人と一緒なら大丈夫と不思議な安心感に包まれた。

「な、なんとかしないとな。」

ひろは一生懸命虚勢をはって言った。

「お、おう。。。。。」

王子もそれに負けじと虚勢をはった。

しかしそこから先の言葉が出てこない。。。。。。

王子はさもふざけたような口調で言った。

「あぁあ。本とかだとさぁ。こういうときに正義の味方が現れて。
船に大砲ドカーンとかして助け出してくれるのになぁ。ははは。。。。。」

声に力がはいっていない。。。。。

三人は肩を落としてため息をついた。




遠く方で何かの爆発音が聞こえた。

どかーん。。。。。。




「今。。。聞えたな。。。。どかーんって・・・」

ひろはぼそっとつぶやいた。。。。

??????

ドッカーーーーン!!

音と共に船内が大きく揺れた。。。。。。

騒ぎの音がだんだん近づいてくる。

「戦争か?戦争なのか?!」

王子はきょろきょろ落ち着きがない。

真奈美姫も事の状況を把握できないでいた。

バン!

大きな音と共に部屋の扉が開いた。

「ひ、、、ひぃぃぃぃぃ。。。。」

後ずさる巨漢の男。

それを蹴飛ばす黒衣の男。

「ふてぇやろうだ。。。。成敗。。。。」

黒衣の男は巨漢の男に刀を振り下ろした。

血飛沫がぶわぁぁぁっと。。。。飛ばない。。。。。

巨漢の男は泡を吹いて気絶していた。

黒衣の男はゆっくりとこちらに近づいてくる。

目の前に立つ男にひろは思わず唾を飲んだ。

男は何も言わず三人の縄を解いた。

「大丈夫か。。。。」

男はひろに言った。
ひろは何も言わずに何度も頷いた。

更に王子の様子も男は伺った。
かっと睨みつける王子。
片手は拳を握り、片手は真奈美姫を離さなかった。

黒衣の男は口元を覆っていた布を取って大笑いした。

「こりゃぁいい!うちのひねくれ息子にそっくりだ。」

そういうと王子の頭を撫でながら

「よくがんばりましたね。王子。」

そういって真奈美姫を抱き上げた。

王子は緊張がゆるんだか涙がでてきた。

暗い船室をぬけると明るい日差しが目に痛いくらい差し込んでくる。

忍び込んだこの船の何倍も大きな真っ黒な船が横付けされている。

ひろはまぶしさに耐えながら帆の上に掲げられた三角の旗を見た。


SCULL EAGLE -スカルイーグル-


その船はエクスターナ王国の護衛部隊の船だった。
漆黒の鷹。。。。。

ひろはその部隊の武勇伝を聞いたことがあった。

あのスカルイーグルかぁ。。。。。

でもどうしてここに。。。。


スカルイーグルの隊長 鬼鷹(おにたか)は、
真奈美姫をそっと降ろした。

真っ黒な船体に真っ白な服を着た女の子が手を振っている。

真奈美姫はそれに気づくと一目散に架けてあった板を走っていった。

「ひなちゃ。。。。。」

真奈美姫は泣きながらひな姫に抱きついた。
ひな姫は真奈美姫の頭を撫でていった。

「怖かったよね。。。。全部伝わっちゃうからさ。。。。。
わかるんだから。。。。。。何処にいても一緒だもん。。。。。」

真奈美姫はただただ頷いた。



王子はその光景を見てボロ泣きしていた。

「な、泣いてやんの。。。。。」

ひろは王子を見てからかった。
ひろもまた鼻水と涙がいっしょになっていた。



二人の頭を鬼鷹の手がぽんと叩いた。

「すごいもんだよなぁ。。。。双子ってのは。。。。
根拠もないのに真奈美姫がくるから助けに連れてけって。。。。」

鬼鷹はひな姫の言葉に根拠ないものの心動かされ
エクスターナ国王はそれを彼女の能力と認め言うがまま船を出したのだそうだ。

「とりあえず。エクスターナにお招きしろってことだ。
そのほうがあの二人にもいいだろう。
お前さんたちはその後、帰国したらたっぷり説教されるだろうな。」

鬼鷹はそういって高笑いした。

王子は黒い船の先頭に立つ、
同じようなふてくされた顔をした子供の姿を見つめながら。

とにかく会えたならいいかと心が晴れていった。



数日のエクスターナ訪問。

真奈美姫とひな姫のやり取り。

似たもの同士の出会い。


それはまた。別の機会に。。。。。。。。。



何処にいても一緒だよ。。。。。。。


000-4 manami&hina 完
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コメント

やーん、ちっちゃフタゴ可愛い♪
真奈美やっぱり泣き虫なんだぁ(照)。

おにいちゃんたち、かっこいいよ♪

やーん 真奈美ちゃんに何もなくてよかったー。
おにーちゃんたち大好きー♪

ちっちゃい二人可愛い♪
それに引き換え…ガキの頃の俺そっくり!!
守りたくなるよなぁ~この二人は☆

子供の時の冒険譚。。

ちっちゃい真奈美姫&ひな姫とっても可愛い~~!

王子&ひろさんの出会い。。ともう一人も・・・

こんな番外編も良いよね。。

うるうる。。。

話が進むにつれ、皆様が無事でよかった。
てか、今回は王子に共感。というか、そこからの視点で読んじゃったっぽいです。
一緒になってジワリと目に涙がww
うーん。入り込みやすいにゃぁw


真奈美姫とひな姫、いつになったら一緒に過ごせるんだろう。
みんなで笑える日が来るといいのになぁ♪

幼稚園の頃だったか、
遠くに引っ越しちゃった幼馴染の女の子に会いたくなって、
でも、一人じゃ電車とかに乗って会いに行くなんてこともできず、どうすることもできなかったあの頃の自分をちょっと
思い出しちゃったなぁ…。

一緒に居たいのにいれないのって寂しいーーー!
でも、フタゴちゃんは心が繋がってるのねん。・・
そして周りのおにいちゃんたちも
見守ってるのねん。
早く二人で一緒に居れる日がくるといいなぁ。

>真奈美姫
か、かっこよくねぇって。。。ぽ。

>ひな姫
当人二人によろこんでもらい本望w

>ひろさん
そうだぁねw守らなきゃだwww

>エレファントさん
書いてるおいらもけっこう
お気に入りな話になりましたwww

>サナ姫
そうなりねぇ。。。。。。
まぁいつかきっとwww

>といちさん
これうれしいコメントだわwww
ありがとうwww

>ひなた先生
そうなれるようにがんがるwww

ひなさんとこからおじゃましてます。

・・・・・・朝一で泣いちゃったじゃないすか!!

ふと「未来少年コナン」を思い出しました。
鬼鷹さんの「帰ってからの説教」ってのが
笑えました!!

>yukiちゃん
泣いてくれたのねw
書いた甲斐がありました。

>天六さん
コナン懐かしいねwww
説教シーンはみんなの
頭で想像してもらおうwww

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